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遺伝とはおそろしいものなのだ

じゃりんこチエちゃんの中で、
チエちゃんがマサルに「お前はテツみたいになる。
それが遺伝という怖い病気だ!」という事を言われ、
かなり凹むというエピソードがあった。
いつもは大人顔負けのチエちゃんが、
かわいらしく悩む姿はほのぼのしていて
思わず微笑んでしまうエピソードだ。
しかし、マサルの指摘は正しい。
遺伝というものはおそろしい。

この前月イチのお楽しみ、エステに行ったところ、
フットケアを受けていたらエステのおねいさんが、
「まー足がむくんでいますよー大丈夫ですか?」と
びっくりしたような声で言った。
おねいさんに悪気のかけらもないことはわかる。
わかるから私は何も言えなかった…
むくんでるんじゃないのーーー!!足ふといのよぉぉぉ!!
むかーし、右足を捻挫して病院にいったら、センセイが
「わ!!すごい腫れてる!!」と言い、次に左足を見て、
「なんだ、腫れてないのか」と言われたこともあった。
捻挫してなきゃ、キックの一つや二つおみまいしてやりたかった…
そう、私は足がむちゃくちゃ太い。足首ないのだ。
そしてこれこそが、私の遺伝なのだ。
私の父も足首がない。足を骨折して「いつまでも腫れがひかない」
と、診察した先生が心配していたほど。
亡くなったばーちゃんも足首がなかった。
足の太さは由緒ある遺伝なのだ(涙)他の部分が太かったら
なんとか痩せればいいが、足首がないのはどーしょうもない(号泣)
娘が生まれた時も家族一同保育器の前で、
「足首があるかないか」で激論をかわしたほどだ。
この先も足の太い遺伝を継承していくのかと思うと、
なんだか複雑な心境だ。

将来テツのようになると断言されたチエちゃんは一人思い悩む。
小鉄はその横顔を見て、(母親の)ヨシエはんそっくりだ、と思う。
チエちゃんの一番聞きたい言葉を猫ながら小鉄は感じていて
チエちゃんと小鉄の心が温まるようなエピソードとなっている。
私にも小鉄のような存在が一応いないこともない。
エステから帰ってさっそく同居人に聞く。
「足むくんでるって言われたー病気かもしれないどうしよー」
同居人は一瞥して言う。「いつも通り。もともと太い」
現実なんてこんなもん。。。
by p-gogo | 2006-03-17 11:53 | 思いつき


ミステリーとバカ本とお笑いを心から愛するおまぬけなOLの日常生活です。くすりと笑ってほっとくつろげる時間をどうぞ!


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